どうも、XML DBです:プロローグ
この連載では、XMLデータベースベンダーで複数の製品にかかわってきた筆者が、XML DBの持つ新たな可能性について探っていく。
サイバーテックでエンジニアをやっている鵜飼寛太です。サイバーテックはCyber LuxeonおよびNeoCoreのXMLデータベースを製品として持っていて、私もこれらに関わっています。この連載ではXMLデータベースの新たな可能性を探ってみようと思います。
さて、これまでにいくつかのCMSを開発してきたたが、ストレージがリレーショナルデータベース(RDB)であるがゆえのもどかしさを感じていた。
- inputやtextareaでテキスト情報を編集しRDBに登録する。
- 表示は用意したテンプレートを適用してパターン化された内容で表示する。
- 過去の経験からもレイアウトも含めて保存しておきたい場合、htmlファイルでファイルシステムに保存しておかなければならない。
- コンテンツがDBから切り離されるので別途検索エンジンを使用しなければならなくなりシステム規模が大きくなっていく。
という理由からだ。
また、RDBを使用した場合、情報の変更サイクルの短い業務では、既存データの移行とアプリケーションの修正をセットで行わなければならず保守コストが嵩んでしまう。
コンテンツをhtmlのままDBに保存できればアプリケーションも簡素化でき、レイアウトもテンプレートに依存せずに自由度の高いサービスが提供できるのに……
そんな折、プロジェクト間に時間ができ、neoCoreを使う機会を得た。ここではneoCoreを活用したおもしろいアプリケーションの例を紹介したい。
ちなみに…… サイバーテックではneoCoreのほかにもCyber Luxeonという製品をラインナップしている。
セールストーク的なCyber LuxeonとneoCoreの違いは聞いて いたが、使ってみると同じXML専用データベースでもCyber Luxeonとのコンセプトの違いがはっきりしているのは興味深い。
Cyber Luxeonの場合、複数のxml文書を管理する事を前提にパーティション、XML Store、ディレクトリとDBMSとしての仕分けができるがneoCoreにはDBMSとしての仕分けはなく全てが一つのXML文書に格納される。
イメージとしてはCyber Luxeonはファイリングしてキャビネットに収めて管理、neoCoreは1冊のファイルに綴じたりレタートレーに貯めて管理と言ったところ。
どちらが優れていると言う事ではなく情報の性質によって使い分ける必要がある。 今回は「neoCore v.s. Cyber Luxeon徹底比較」ではないのでneoCoreについてもう少し詳しく書くことにする。
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