dojoの概要と利用の準備
JavaScriptライブラリ「dojo」への入門に臨む者は、この門を叩くが良い。
dojo(図1)は、非営利団体Dojo Foundationによる支援の下、Alex Russell氏らにより開発が進められているオープンソースのJavaScriptライブラリだ。Apple Storeで使われていることで知られる。
2005年3月に最初に公開されて以降、さまざまな機能が追加され、2007年11月5日にバージョン1.0がリリースされた。さらに同月23日にはバグ修正が施された1.0.1もリリースされている。このバージョンでサポートするWebブラウザはInternet Explorer 6以上、Firefox 1.5以上、Konqueror 3.5以上だ。SafariはLeopardがリリースされた時点で2.0のサポートはなくなり、3.0以上のみのサポートとなっている。また、Operaは後述する一部コンポーネントのみのサポートだ。
執筆時点の配布ライセンスは、修正BSDもしくはAcademic Free License 2.1のデュアルライセンスとなっている。また、開発活動に貢献したいと考えているユーザーおよび法人はContributors License Agreementsに従わなければならない。
ちなみに、Dojo Foundationのスポンサーには、IBM、Sun Microsystems、BEA Systemsなどの有名企業が名を連ねており、dojo以外にもOpenRecordやCometdの開発も支援している。
図1 dojoのWebサイト
これから8回にわたって、このdojoの概要や、dojoのコンポーネントが持つ豊富な機能について紹介していくので、よろしくお付き合いいただきたい。
dojoの概要
名前の読み方
まず名前の読み方だが、図1左上のロゴを見るとoの上に丁寧にも横線が引かれているので、「ドージョー」と読むのが正しいと筆者は推測しているのだが、公式ドキュメント「The Book of Dojo」に読み方を示す記述を見つけられなかった。この名前を提案したのは主要開発メンバーの一人であるLeonard Lin氏だ。
主なコンポーネント群
dojoを利用するにあたって最初にWebページに読み込ませなければならないdojo.jsは非圧縮の状態でも約73KBしかないが、ダウンロードするファイル(dojo-release-xxxxx.tar.gz)は約3.4MBにも達する。これにはCore、dijit、dojoXという3つのコンポーネント群がまとめられている。
これらについては次ページで紹介しよう。
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