HTML/XHTMLやCSSの標準規格を整理:FirefoxとSafariのCSS
Webデザインの現場には様々な勧告が錯綜している。どれが現在で、どれが未来なのか。現状をまとめた。
Firefox 3やSafari 3がサポートした新機能には、HTML5やCSS 3の機能が多く含まれている。そこで、新機能を見ていく前に、標準規格の現状を確認しておこうと思う。
標準規格(勧告)となるまでの流れ
現在、Webページを制作するのに必要なHTML/XHTMLやCSSの標準規格は、W3Cによってリリースされている。各規格は「草案」から始まり、審議を繰り返して最終的な「勧告」となり、標準規格として広く利用されるようになる。
W3Cのホームページ
勧告がリリースされるまでの主な流れ
- Working Draft(草案)
- Last Call Working Draft(最終草案)
- Candidate Recommendation(勧告候補)
- Proposed Recommendation(勧告案)
- Recommendation(勧告)
勧告としてリリースされているHTML/XHTMLの規格
現在、HTML/XHTMLでは以下の勧告がリリースされている。
このうち、利用が推奨されている最新の標準規格は「XHTML 1.0」となっている。
XHTML 1.0の勧告
HTML 4.01は1999年にリリースされた勧告で、W3Cで「HTMLの最終バージョン」と位置付けられた規格だ。XMLをベースとしていないことから柔軟性が低く、XHTMLに移行することが推奨されている。
XHTML 1.0はHTMLの欠点を補うため、XMLによってHTML 4.01を定義しなおした規格だ。そのため、文法的にはXMLの記述ルールに従う必要があるが、HTML 4.01と同じタグ(要素)を利用することができる。
XHTML 1.1は2007年2月にSecond Editionがリリースされ、HTML/XHTMLの中では最新の規格となっている。しかし、XHTML 1.1はHTMLの下位互換をすべて排除した規格で、ブラウザの対応などの問題もあり、ほとんど利用されていないのが現状だ。
そのため、W3Cにおいても、最新のHTMLの勧告を示すURLにアクセスすると、XHTML 1.0の勧告が開くようになっている(XHTML 1.0 The Extensible HyperText Markup Language (Second Edition))。
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