C/C++の変数と配列

沖林正紀
2008/03/11 08:00

前回、入力の書式について紹介したときに、変数について説明できていなかった。そこで今回は変数と、それに関係する定数の記述について紹介したい。

変数とは

 変数(へんすう)とは、プログラム内でデータを保持するときの目印となるもので、データが何の目的で利用されているか分かりやすい名前をつけておくと、ソースコードの保守がしやすくなる。また、変数で保持するデータを何度も入れ替えることができるので、複数のデータに対して同じ処理を繰り返し行うときに、大いに役に立つ。

変数の宣言

 C/C++言語では、変数を利用する前に、必ずデータ型と名前を記述しておかなくてはならない。これを「変数の宣言」という。変数を利用した”Hello, World!”の例を以下に示す。

    #include 

    int main( void )  {

      char a[ 14 ] = "Hello, World!";  /* 変数の宣言(半角文字13文字分)と値の代入 */

      printf( "%s\n", a );

      return 0;
    }

 ここでchar a[14]は、char型の半角13文字分のデータ(文字列)を保持するための変数の名前をaとする、という意味だ。続く = は変数にデータを保持させることを表す。これを「変数に値(あたい)を代入する」という。”Hello, World!”は変数aに代入する値ということになる。

 宣言と値の代入は必ずしも同時に行わなくても良い。次に、2つの数値を計算した結果を出力する例を示す。同じデータ型の変数を複数宣言するときは、この例のように変数名を,(カンマ)で区切って記述できる。

    #include 

    int main( void )  {

      int a, b; /* int型のデータを保持する変数aとbを宣言 */

      a = 3;    /* 変数aに値3を代入 */
      b = 2;    /* 変数bに値2を代入 */

      printf( "a + b = %d\n", a + b );  /* 結果 : a + b = 5 */
      printf( "a * b = %d\n", a * b );  /* 結果 : a * b = 6 */

      return 0;
    }

 異なるデータ型の変数を同時に宣言することもできる。以下はログイン数のカウントを模した表示をする例だ。

    #include 

    int main( void )  {

      char user[ 9 ] = "masanori";     /* ユーザー名 */
      int  a         = 5;

      printf( "ユーザー %s は %d 回目のログインです\n", user, a );
      /* 結果 : ユーザー masanori は 5 回目のログインです */
      /*** [注意] 全角文字の出力は処理系依存 ***/

      return 0;

    }
  • コメント(2件)

#1 chaos  - 2008/03/29 23:35:04

代入と初期化は、ちがうものだとおもうのですが...
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#2 Jitta  - 2008/03/30 22:24:38

「ここでchar a[14]は、char型の半角13文字分のデータ(文字列)を保持... 続きを見る
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