なぜC/C++が使われ続けるのか?
C言語の用途について紹介し、そのあと今も活躍し続ける理由について筆者の考えを3つ挙げ、それぞれについて解説する。前回と併せてC言語の概要を理解して欲しい。
本連載には技術的な誤りが存在するため、各回の詳細をレビュー中です。
読者の皆様には引き続き、コメントなどでご意見を頂けましたら幸いです。
前回はC/C++の概要として、それぞれの言語の誕生と現在の規格について紹介した。今回は、先に言語の用途について紹介し、そのあと今も活躍し続ける理由について筆者の考えを述べたい。
C/C++の用途
C/C++はコンピュータシステムのあらゆるところで活躍している言語だ。その例を以下に列挙する。
OS(オペレーティングシステム)
現在よく用いられているオープンソースソフトウェア(OSS)の代表格に挙げられるLinuxは、その中核部分(カーネルと呼ぶ)がC言語で開発されている。そもそもC言語は、Linuxの元になったUNIXというOSを開発するための言語としてつくられた経緯があるからだ。
プログラム言語
Perl, PHP, Rubyなど、現在よく利用されているプログラム言語の処理系は、C言語を用いて開発されている。言い方を変えると、あるプログラム言語を解釈するプログラムがC言語で開発されているわけだ。また、これらのプログラム言語が持つ機能を拡張する場合にも、その言語ではなくC言語が用いられることがある。
それだけではない。C言語を解釈するプログラムも、実はC言語で開発されている。なんだか堂々巡りのようだが、これは事実だ。現在の処理系を用いて新しい処理系を開発しているので、このようなことになる。
組込み系
携帯電話やデジタル家電など、小さなコンピュータが組み込まれた電子機器のプログラミングにもC言語が用いられている。開発の規模が大きいものではC++が用いられることもある。
こうした開発の分野は組込み系と呼ばれる。電子機器が普及するにつれて技術が発展しており、開発者の需要も旺盛だ。C/C++を習得すると、これから世に出る最新機器の開発に携わる機会を得られるかもしれない。
C/C++が活躍する理由
さまざまな技術が現れては消えているなか、誕生から数十年経った現在も、なぜこうした幅広い分野でC/C++が活躍を続けているのだろうか。その理由は3つあると筆者は考えている。
- コンピュータそのものの動作を実現できる
- プログラムの実行速度が速い
- 技術の蓄積が厚く情報量が豊富
- 特集: C/C++のイロハ:メモリ管理からオブジェクト指向まで (15件)
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