Adobe Acrobat 9--複数コンテンツをPDFポートフォリオでまとめる
情報は見せ方によって相手への伝わり方が異なってくる。これは多くの読者が経験していることだろう。Adobe Acrobat 9で提供されるPDFポートフォリオを利用すると、PDF、Word、Excel、PowerPoint、Flashなどのコンテンツを1つにまとめ、統一した見せ方で内容を伝えられる。
ガイド・ナビゲーションを意識した「PDFポートフォリオ」
Adobe Acrobat 9 ProとPro Extendedでは、複数のコンテンツを1つにまとめ、その参照順序をガイドできる「PDFポートフォリオ」という機能が提供されている。
PDFポートフォリオで用意されているテンプレートを利用すると、既存のPDFファイルだけでなく、Word、Excel、PowerPointなどのファイルやFlashムービーを1つにまとめ、ブラウジング時のナビゲーションを指定したり、ブランドを示すロゴや問い合わせ先などを簡単に挿入できる。
前バージョンであるAdobe Acrobat 8でも、複数のファイルを1つのPDFファイルやPDFパッケージにまとめることはできた。ただし、ファイルをまとめただけでは、その内容がわかりやすく効果的に伝えられるとはかぎらない。
つまり、ファイルの作者やプレゼンターの意図を正しく伝えるためには、参照順序を指示したり、適切なコメントを付加したりして、読み手や受け手を適切にガイドする必要がある。
PDFポートフォリオでは、あらかじめ用意されたテンプレートによって、複数のコンテンツを1つにまとめ、適切なガイドを付加できる。
PDFポートフォリオで実際にまとめてみよう
PDFポートフォリオの作成時には、レイアウト、カバーシートとヘッダ、カラースキームをそれぞれ指定することで、独自のガイドが作成できる。
このうち、レイアウトでは、iTunesのカバーフローに似た「回転」、整然とファイルを並べた「基本グリッド」、画像上にファイルを配置する「画像で」、ファイルを1つずつ並べた「行のスライド」が選択できる。
また、カバーシート、ヘッダ、カラースキームを利用して、画像、テキスト、背景色、Flashムービーなどを適切に配置することで、PDFポートフォリオを構成する複数のコンテンツに一貫したイメージを付加できる。
そして、作成したPDFポートフォリオはAdobe Acrobat 9ファミリーの各製品で共有できる。また、PDFポートフォリオは前バージョンであるAdobe Acrobat 8でも参照できる。ただし、このときには、読み手や受け手をガイドするために設けたレイアウトやカラースキームは、いっさい表現されない。
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