Squeakでプログラミング入門--Squeak EToysで図形を動かす
沖林正紀
2008-03-14 18:00:00
Squeak EToysは、図形描画ツールとGUIプログラミングが融合した実行環境だ。特徴は、図形を描くだけではなく、それを動かすこともできることだ。図形の動かし方とは、即ちプログラミングである。
プログラミングを行うビューワ
EToysプラグインにおいて行うプログラミングは、図形ごとに表示可能なビューワ(viewer)により行う。
図1にビューワの例を示す。これは図形を[Alt]+クリックすると表示できる。ここには、図形に対する指示を表す処理が並べられている。これらをワールド(Squeakのデスクトップ環境)内にドロップするとスクリプトが作成され、図形に対するプログラミングが出来上がる。
Squeakでは、このときのドロップの動作を、通常のドラッグ&ドロップだけでなく、クリック2回で行うことができる。その場合は、1回目のクリックでドロップする対象をドラッグしている状態になり、2回目のクリックでそれがドロップされる。この方法であれば、マウスのボタンを押しながらドラッグできなくても画面を操作できる。
それでは、図形を動かすプログラミングを開始しよう。
保存済みのプロジェクトを開く
Squeakの保存済みプロジェクトは、図2に示すように、ワールドを縮小したようにして表示される。これをクリックするとウィンドウいっぱいに拡大され、プロジェクト内での作業を開始できる。
図形を回転させる
EToysプラグインによるプログラミングの第一歩として、前回描いた図形を回転させてみよう。手順を以下に示す。実際の動作は動画1をご覧いただきたい。
- 図形を[Alt]+クリックしてハロ(Halo)を表示させる
- 図形の左にある水色の目のアイコンをクリック
- 右に表示されたビューワから「星を回す」をクリック このとき、処理のコピーがドラッグ中の状態になる
- ワールド内の余白にマウスカーソルを移動させ、クリック。これにより処理がワールド内にドロップされ、「スクリプト1」という名称がつけられる
- スクリプト1の左上にある黄色の「!」をクリックすると、スクリプトが実行される。クリックするごとに、図形が5度(デフォルト)ずつ回転する。このときビューワ内の「星の向き」の数値も同時に変更されることを確認していただきたい。
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