Perl入門講座
Perlは過去10年間でもっともよく使われているスクリプト言語であり、「ウェブの背後にある言語」として評判を築いてきている。これまでこの騒ぎが何なのかを知る機会がなかった人も、このガイドを読めばPerlを始めることができる。Perlは高レベルのインタプリタ型プログラミング言語で、awkやsedなどのシェルスクリプト言語とC言語を元に作られている。それらのスクリプト言語を置き換えるものとして設計されており、そして今でも多くの場合その目的で使われているが、さまざまなコミュニティが書いたモジュールがPerlの守備範囲を広げてきており、今ではほとんどあらゆる分野で、ツール開発の重要な選択肢になっている。
なぜPerlなのか
- 無料:オープンソースライセンスを使っているため、Perlを試してみることは完全に無料であり、もし使い続けようと決めたとしても、読者や読者の会社には1セントもかからない。
- 高速:PerlはCのようなコンパイル言語に比べれば遅いが、PythonやRubyなどの類似のインタプリタ言語よりも高速にプログラムを実行できる傾向があり、同じものに相当するシェルスクリプトやawkスクリプトよりはずっと速い。
- シェルおよびUNIXと自然にやりとりできる:PerlはUNIXと協調するように作られており、ファイルハンドラのオープン、デバイス、パイプやソケットへのリダイレクトなどをUNIX上で簡単に使うことができる。Windowsでは、物事はもう少し複雑になる。
- 正規表現:正規表現はプログラマーがテキストを扱う際の最高のツールだ。Perlでは、正規表現はライブラリとして組み込まれるのではなく、言語の基本部分になっており、Perlの正規表現構文を使った場合ほど成熟した、あるいは単純なマッチングができる言語は他にはない。
- CPAN - The Comprehensive Perl Archive Network:CPANは2000近くのPerlのモジュール、スクリプト、文書、拡張からなるアーカイブだ。CPANはPerlの考えられる限りのあらゆる目的のモジュールの中心的なレポジトリであり、つまりPerlで何かをするためのモジュールが必要なら、ここを見ればいいということだ。
インストール
Perlはスクリプトとしては非常に普遍的であり、UNIX環境を使っていれば、おそらくすでにOSのどこかではPerlが使われているだろう。ほとんどのLinuxディストリビューションとMac OS Xの10.3以降には、はじめからPerlがインストールされている。もし読者がWindowsを使っており、何らかの理由でまだPerlを持っていないか、最新のバージョンにアップグレードしたければ、最新のソース(Cで書かれている)をPerlの公式ウェブサイトから入手できる。
PerlのウェブサイトはPerlのインタプリタをソースの形式でしか配布していないが、もしCのコンパイラを簡単に入手できなかったり、コンパイルする手間をかけたくなければ、単にバイナリ形式のPerlのディストリビューションであるActivePerlをダウンロードすればよい。インストールは簡単で、ただインストーラーをダウンロードして(WindowsとOS X用のインストールはグラフィカルインターフェースで、UNIX用のものはテキストインターフェースになっている)、表示に従っていけばいい。インストールが終了したら、簡単なコマンドを実行してPerlが正しくインストールされているかテストできる。
perl -le "print 'Hello World';"
これで「Hello World」が返ってくれば、先に進むことができる。そうでなければ、インストールが成功したかどうか、Perlのインストールディレクトリがパスに入っているかどうかを確認すること。
Perlの基本
これで先に進む準備ができた。まずは簡単なPerlプログラムの例を紹介しよう。
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