速くなった「IronRuby 0.9」で開発が変わる?
海上忍
2009-08-07 22:45:01
8月1日に公開されたIron Ruby 0.9は、パフォーマンスの改善、Win32OLEライブラリ対応などを果たした。
本格的なコーディングを開始する前にかんたんなプロトタイプを作成する、という開発者は少なくないはず。プロトタイプよりも前の段階、単なる発想が動作するかどうか試すことが目的の場合は、なおさらのこと余分なコーディングは避けたいところ。
そんなときに重宝するのが、RubyやPythonなどのスクリプト言語だ。特にRubyの場合、日本語の参考文献が多いという事情もあり、多くの開発者に支持されている。
そのRubyの.NET向け実装が「IronRuby」だ。8月1日にリリースされた最新版のv0.9では、パフォーマンスが大幅に改善、RubyベンチマークスイートではMRIの約2倍のスコアをマークしたという。Win32OLEライブラリもサポートされ、COM Interopを使用するアプリケーションの開発も可能になった。
IronRubyは、MRIで記述したスクリプト(*.rb)も実行できるが、IR.EXEを利用したインタラクティブな処理に強みがある。Ruby標準ライブラリや.NETフレームワークを対話形式で利用できるということは、冒頭に述べたような”プロトタイプの前段階”で特に有用なはずだ。
- ホワイトペーパー


