iPhone用VPNサーバを構築しよう(1/4)
iPhoneは標準で「VPN」に対応している。他の携帯電話/スマートフォンでも提供されてはいるが、iPhoneの場合あって当然のようにクライアント機能が実装され、しかもセットアップは簡単。遠隔地のLANへ携帯電話/無線LAN回線経由でVPN接続し、セキュアな環境であれやこれやするには、その小ささもあってもっとも競争力あるデバイスの1つとなっている。Appleはともかく、ソフトバンクモバイルはもっとPRしてよさそうなものだが……
それはともかく、外出先から家庭/会社のLANへセキュアに接続したい、という用途にVPNは最適だ。VPNで接続すれば、パケットは暗号化して転送されるため、VNCのような遠隔操作ソフトも安心して使える。一度接続を始めれば、通信速度は別として、同じファイアウォール内のLANに接続しているかのように利用できるのだ。
VPNクライアントで接続するには、当然VPNサーバが必要。XP以降のWindowsにはPPTPサーバが標準装備※されているため、この機能を有効にすればOK。ルータを利用している場合には、VPNパススルー(この場合PPTPを使用するのでPPTPパススルー)に対応した機種でなければならない。筆者宅には、「Windows XP Professional」と「RT-S300SE(ひかり電話のルータ)」があるので、この2つの条件を満たしていることになる。
というわけで、これから数回にわたり、iPhone用(もちろん他の機器でも使えるが)VPN環境構築について解説する。あっけないほど簡単なので、興味があれば機器を手配してお待ち願いたい。
※:XP Home Editionなど未装備のエディションもあるので注意
VPN接続中のiPhone。画面左上の「VPN」に注目
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