Reconstructorでカスタマイズ版Ubuntu LiveCDを作る
同じオペレーティングシステムを同じ状態でいくつも準備する経験をしたことがあれば、その作業が本当に苦痛だということを知っているだろう。ほとんどの時間は、すべてのOSを同じ状態にすることに費やされる。もちろん、ネットワークインストールをすることもできる。当然ながら、ネットワークインストールでは、クライアントがインストールするイメージを持っているサーバに接続するのを助けるブートディスクに頼ることになる。この種のインストール方法は、確かに大量のインストールを行うには理想的な方法だ。
しかし、Reconstructorを使えば、CDに収録するソフトウェアから、デフォルトユーザ名、テーマ、起動スクリーン、壁紙までをカスタマイズした、独自のUbuntu LiveCDを作ることもできる。これは、会社としてPRために配るLiveCDを作りたい場合にも、他のさまざまな目的にも、理想的なツールだ。そして、信じられないかもしれないが、このツールは使いやすい。ただし、本当に自由にLiveCDを作るためには、(特にデフォルトのLiveCDに収録されていないアプリケーションを追加するには)いくつかのトリックを知っている必要がある。以下では、その方法について説明していく。
Reconstructorの入手とインストール
最初にやらなくてはならないのは、Reconstructorのインストールだ。これは簡単だ。[アプリケーションの追加と削除]ユーティリティを開き、「reconstructor」を探し、それを選択し、変更の適用をすればよい。あるいは、ターミナルウィンドウを開き、sudo apt-get install reconstructorというコマンドを実行してもよい。
インストールが終われば、[アプリケーション]メニューの[システムツール]サブメニューからReconstructorを見つけることができる。
Reconstructorを使う
いくつかの単純なウィザード画面を進めていくだけで、自前のLiveCDを作成できることには驚かされるだろう。唯一難しい部分は、必要なアプリケーションを追加するためには、アプリケーションの中からターミナルウィンドウを開くということを知っておかなくてはならないことだ。
Reconstructorを起動すると、まず初期画面が表示される。[Next]をクリックし、次の画面に進むと、作成するディスクの種類をたずねてくる。選択肢は、次の2つだ。
- LiveCD
- Alternate CD
LiveCDを作成したい場合が多いはずだ。ここではLiveCDをクリックし[Next]をクリックする。

図1
図1は、クリック1つ以上の操作が必要になる、最初の画面を示している。初めて利用する場合には、Reconstructorが使用する基本的なディレクトリ構造を作成するため、3つのチェックボックスを選択する必要がある。また、作成するLiveCDのファイル名に独自の名前を付けたい場合、このウィンドウで指定できる。
指定を終えたら、[Next]をクリックして次の画面に進む。
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