Mac OS Xのユーザーはなぜコストを厭わないの?
Windows Vistaの苦戦が伝えられているが、Mac OS Xは、高いと言われるWindowsの2倍のコストが「喜んで」費やされているとも言える状況にある。その理由に迫ってみよう。
ユーザーが喜んで払うからだ。
価格の引き下げや、ローエンド市場では「Windows XP」が主流であり続けていることを含め、Microsoftが提供する「Windows Vista」の苦境が続いていることで、重要な事実が目立たなくなっている。Macユーザーは「Mac OS X」に、Windowsの2倍以上の額を支払っているのだ。
Macユーザーは頭を使わないロボットで、Appleが出すものなら何でも購入するからだろうか?それとも、Vistaが本当に50%劣っているのだろうか?
更新:この事実が示しているのは、ユーザーは安定性が高く、機能が豊富で、使いやすいソフトウェアを手に入れるためなら、(たとえMicrosoftが現在付けている値段の2倍かかったとしても)相当な金額を進んで支払う、ということだ。Microsoftがそうできないのはなぜだろうか?更新はここまで。
では、数字で確かめてみよう。
2001年10月のWindows XPのリリース以来、Macユーザーには次の4つのOS Xがリリースされてきた。
- Jaguar 10.2(2002年8月リリース)
- Panther 10.3(2003年10月リリース)
- Tiger 10.4(2005年4月リリース)
- Leopard 10.5(2007年10月リリース)
それぞれ米国では129ドルで、忠実なるMacユーザーは新OSのリリースに516ドル支払った。OS Xには「アップグレード」価格というものはない。
同じ期間に不動のWindowsユーザーが費やしたのは、Vistaの値下げまで待っていたと仮定すると、Windows Vista Ultimateへのアップグレードの場合、わずか219ドルである。これは、Macユーザーが費やした額の半分に満たない。
MacユーザーがOS Xだけに費やした額より安く、VistaとXboxを手に入れることができる。
Mac OS XというよりMac OS「2X」?
これは現実離れした疑問でもない。OS XのアップグレードはMacの忠実な支持者たちには人気がある。多くのユーザーが喜んでお金を差し出すのだ。
Tigerのリリース後2年たたないころ、AppleのCEOであるSteve Jobs氏は、2200万人のMac OS Xユーザーのうち67%はTigerを使用していると発表した。この数字を、Vista発表後14カ月後の15%という浸透率と比較してほしい。えらい違いだ。
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