「Windows Vista SP1」ベンチマーク対決--Vista RTM版との勝負の行方は?
Windows VistaのService Pack 1(SP1)を用いて日々の作業を行った場合、出荷版(RTM版)と比べてどれだけパフォーマンスの向上が期待できるのかということについて、数多くの人が知りたがっている。私が行った当初のテスト結果から判断すると、SP1はさまざまな処理で目に見えるメリットをもたらしてくれそうだ。
私は以下のようないくつかのテストを行った。
日常的に行われる作業を用いたテスト
- ファイルのコピー(ディスクからディスクへ)
- 圧縮フォルダへのファイルのコピー
- 圧縮フォルダ中にあるファイルの展開
ベンチマークソフトウェアを用いたテスト
| Vista RTM | Vista SP1 | 差異 | |
|---|---|---|---|
| PassMark PerformanceTest 6.1 | 489.2ポイント | 479.5ポイント | -9.7ポイント |
| ブート時間(BIOSによる制御の移行からデスクトップが使用できるようになるまで) | 53秒 | 44秒 | 9秒 |
| PCMark Vantage | 2701ポイント | 2683ポイント | -18ポイント |
| 2477個のファイル(20フォルダ)をコピーする | 239秒 | 199秒 | 40秒 |
| 55個のファイル(193Mバイト)を圧縮ファイルにコピーする | 26秒 | 25秒 | 1秒 |
| 55個のファイル(193Mバイト)を圧縮フォルダから展開する | 28秒 | 27秒 | 1秒 |
| 1個のファイル(664Mバイト)を圧縮フォルダにコピーする | 79秒 | 84秒 | -5秒 |
| 1個のファイル(664Mバイト)を圧縮フォルダから展開する | 80秒 | 57秒 | 23秒 |
いずれのスコアも、3回実行した結果を平均したものである。
注:スコアを上げるために(サービスの無効化といった)システムの微調整を行うようなことはしていない。テストの前には、起動時に参照されるファイルのディスク配置を最適化する処理と、ハードディスクのデフラグを行ったが、ただそれだけだ。こういった点については、できる限り実世界での状態に近づけようとしているわけだ。
ここでテストの結果をまとめると、SP1版はRTM版に比べて、日常的に行われる作業を用いたテストにおいてパフォーマンスの向上を見せたものの、ベンチマークソフトウェアを用いたテストではわずかながらパフォーマンスの低下を見せた(私は、ドライバと、おそらくはベンチマークソフトウェアそのものがSP1に未対応であるためではないかと考えている)。この結果は期待を持たせるものであるものの、今回のテストは1台のテストマシンだけを用いて行ったものであるため、SP1版はRTM版に比べて優れていると断言するには時期尚早である。
今後、さらなるベンチマークテストを行う予定だ。
これから数日間にわたって、ベンチマークテストの結果を報告していくつもりだ。SP1版に関する情報や、SP1が各種PCにおけるさまざまなタスクをどのように処理するかについての情報をいち早く得たいと思う方は、Hardware 2.0のRSSフィードを利用してほしい。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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