Linux搭載ノートPCの返品率は、Windows搭載のものに比べて4倍高い
翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
LinuxノートPCの返品率に関するMicro-Star International(MSI)の調査を採り上げ、その結果からどういったことが読み取れるのかを考察する。
299ドル〜399ドルという価格でLinux搭載ノートPCを購入した人たちの方が、Windowsマシンを購入した人たちよりも後悔する率が高いのだろうか?
Micro-Star International(MSI)の米国における販売責任者であるAndy Tung氏によると、この問いへの答えはイエスのようである(英文記事)。
「われわれは返品率について詳細な調査を行ってきたが、今までその内容について触れたことはほとんどなかった。われわれの内部調査によると、ネットブックの返品率は、通常のノートPCのそれに比べて高くなっているが、その主な原因はLinuxにある。コンシューマーは299ドルや399ドルといった価格に惹かれて購入するが、箱を開けてみて初めて、自分がどんなものを購入したのかを理解するのである。彼らはLinuxをいろいろと触ってみるものの、自らが慣れ親しんでいるものとは違うということを実感するようになるのだ。そして、時間を費やしてまでLinuxを学びたいとは思わないため、返品しに来るというわけである。Linux搭載のネットブックの返品率は、Windows XP搭載のネットブックのそれに比べると、少なくとも4倍は高い」(強調は筆者による)
そう、コンシューマーは価格に惹かれてマシンを購入し、自宅に持ち帰って箱から取り出し、起動する。しかし、起動されるシステムは期待していたWindowsではないということにすぐに気付き、価格は魅力的であるものの、もう少し高い価格であっても慣れているシステムの方が良いという自らのニーズを理解するのである。言い換えれば、こういったマシンに不向きなユーザーはその価格のみに惹かれて購入しており、Linuxの使い方を学んだり、従来はお金を払って購入していたソフトウェアの代替となる無償の製品を探したりする努力をしたくないという人たちなのである。
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