MySQL元CEOのミコス氏、買収後を語る

文:Charles Cooper(CNET News.com)
翻訳校正:ラテックス・インターナショナル
2008/04/17 14:51

カリフォルニア州サンタクララで米国時間4月15日から開催されている「MySQL User Conference & Expo」で、1月にサンマイクロシステムズに買収されたMySQLの元CEOであるミコス氏にインタビューする機会を得た。

--企業が新しいプロジェクトを導入するときにLAMPスタックのようなオープンソースインフラを選択する場合、あなたがお聞きになっている範囲で、それを選択する最も一般的な理由は何でしょうか。

Mickos:第1の理由は無償であるということです。われわれはよくオープンソースの原則や哲学についてあれこれ論じますが、大多数の顧客にとっては無償であることが重要なのです。しかしそれとは別に、どうしたら顧客がわれわれの製品を使い続けてくれるかという点を考えるべきです。なぜFacebookは他のデータベース製品に乗り換えないのでしょうか。それは、MySQLによって自社の必要としている規模と性能と信頼性が得られることをFacebookが知ったからなのです。

--今後の展望についてうかがいますが、MySQLまたはOSのどちらがよりオープンソース世界の中心部分を占めるようになる可能性が高いと思いますか。こう尋ねる理由は、Red HatがLinuxにとどまらず、ミドルウェアの提供に動いているからです。

Mickos:データマネージメントは非常に重要な分野なので、われわれが今後も主流であり続けると思います。

--今後Oracleの領域に食い込んで売り上げを伸ばしていこうと考えていますか。

Mickos:われわれは常々、Oracleのランチを横取りするつもりはないと言っています。頂くのはデザートだけで十分なのです。

--なるほど、その例えを使いましょう。OracleもおそらくMySQLのデザートを食べたいと思っているはずですよ。

Mickos:もちろんそうでしょう。Oracleは経営状態の良い強力な企業ですから。

--しかし、単独でOracleに立ち向かっていたときと比べて、財力のある親会社を持つようになってからでは感じ方がずいぶん変わったのではないでしょうか。

Mickos:なるほど、おもしろいことを言いますね。しかしわれわれは敗者としての地位さえも利点として利用することができたのです。多くの人々がわれわれのところにやってきてMySQLが小さい企業でもかまわないと言ってくれます。彼らはとにかく大規模なデータベースベンダーがすべて嫌いなのです。

--あなた個人の仕事面の今後の予定はどうなっていますか。どのようなとき仕事が完了したと見なして次のステップに移ろうと考えますか。

Mickos:特に考えていません。わたしはそのような瞬間が来るのを待っていません。この瞬間にもわたしは仕事を楽しんでいますし、それが楽しいと感じられる限りは仕事を続けていくでしょう。キャリアや将来について何も計画していません。実はこれまで計画など立てたことがないのです。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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