UbuntuはLinuxディストリビューションの代表になりつつあるか
翻訳校正:石橋啓一郎
Linux初心者の間で、Ubuntuが非常に一般的になってきている。これはここ1年ほどで起こっている現象だ。私の意見では、UbuntuがLinuxの代表となることは悪いことではない。
UbuntuがLinuxであり、LinuxはUbuntuだと思っているLinux初心者増えているのに気づいた人はいるだろうか。
私は、過去1年ほどの間で、試しにLinuxを使ってみようとする初心者が増えているのに気づいた。例えば、私がこの話題について受け取るメールの数は、一年前には1週間に1通もなかったのに、今では週に数10通になっている。彼らがLinuxに興味を持っている理由は多様であり、試してみようとするレベルは、WindowsやMacから乗り換えるという水準のものだ。しかし、すべての話題の中で1点大きく目立つことがある。多くの人は、UbuntuのことをLinuxだと勘違いしているのだ。彼らはUbuntuとLinuxを同じ意味で使ったり、Ubuntuの名前を一般的な文脈で使ったりする。さらに、これはUbuntuだけの現象だ。私は他のディストリビューションの名前が同じように使われているのを見たことがない。
私は個人的にUbuntuが好きであることを認めざるを得ない。私はUbuntuが非常に好きだ。私は過去1年から18ヶ月の間に1ダースものLinuxディストリビューションを扱ったが、常にUbuntuに戻ってきている。私は自分をLinuxの素人だとは思わないが、Ubuntuの使いやすさや単純さに籠絡されていないとは言い切れない。しかし、もう1つのUbuntuの魅力は、開発者が従っている明確な開発サイクルと、私が新しいバージョンを試すたびに、以前のリリースよりも大きく改善されているという点だ。このプロジェクトには、本物の勢いがある。基本的な部分が固まっても同じ水準の開発が続くのかどうかはまだわからないが、少なくとも現在のところ、開発はかなりのペースで進んでいるようだ。
私は、UbuntuがLinuxディストリビューションの代表に進化することは悪いことではないという意見だ。私の意見では、Linuxの世界の初心者にとっては、膨大な数のディストリビューションが利用できることは二の足を踏ませる要因だ(この点について反対の意見を持ち、選択肢が多いことはいいことだと主張する人が多くいることは承知しているが、新しいユーザーが膨大な数のディストリビューションを容易に受け入れることができるという証拠を示してくれた人はいない)。ちょっとLinuxに手を出してみたいという人に、1つのディストリビューションが提供されていることは、出発点としてはいいだろう。もしUbuntuが彼らの求めているものであればそれはそれでいいし、そうでなくても試しに使ってみることのできるLinuxディストリビューションは数多くあるわけだ。
Hardy HeronというコードネームがついたUbuntuの次のリリースは、umenuローダーとWubiインストーラーが追加され、Ubuntuは初心者がもっとも簡単に試してみることのできるディストリビューションの1つになるだろう。umenuローダートWubiインストーラーは、どちらもWindowsと一緒にUbuntuをインストールするのを簡単にしてくれる。これは疑いなくLinux初心者のUbuntu人気を高めるのに一役買うだろう。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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