プロジェクトの要求をまとめていくためのインタビューテクニック

文:Tom Mochal(TechRepublic)
翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2008/04/07 08:00

ユーザー要求を収集する方法として欠かせないインタビュー。そのインタビューを軌道に乗せ、適切な方向へと導いていくことのできるテクニックを紹介する。

例を挙げてもらう

 要求の収集では多くの場合(あるいはほとんどの場合)、インタビューする側は、インタビュー相手の提供する情報すべてに詳しいわけではない。このため、例を挙げてもらうということが、理解を深める効果的な方法となるわけである。またこのテクニックは、インタビュー相手からおかしな内容や信じがたい答えが返ってきたと思った際にも用いることができる。インタビュー相手に例を挙げてもらうことで、ユーザー要求の明確化に役立てることのできる具体的で明確な事例を聞ける可能性も出てくる。例えば、「それによってどういった影響が発生するのか、例を挙げてもらえませんか?」と問いかけることで、内容をより明確にすることができるのだ。

話が脱線しないようにする

 インタビュー相手が、あなたの収集しようとしている特定の情報とは関係のないことについて話し出すこともあるだろう。こういったことは、インタビュー相手があなたの質問を理解し損なった場合や、そのインタビューに集中していない場合、あるいはもっと興味のあることについて話したいと思っている場合に起こる。話が脱線したら、インタビューする立場にあるあなたが元に戻さなければならない。その場合には例えば、「それはもっともです。ただ、そのことと(・・・あなたが発した元々の質問を繰り返す・・・)ということはどう関係しているのか説明してもらえませんか?」と言うことができる。

相手の創造性を刺激する

 インタビュー相手が何かを断言した場合であっても、特殊な状況のことまで頭が回っていないという可能性がある。このため、インタビュー相手が特殊な状況についても思索をめぐらせることのできるよう、何らかの働きかけを行うべきである。例えば、「この状況で採り得る選択肢をいくつか挙げることができますか?」や「これを解決する他の方法はないのでしょうか?」といった質問をすることができるだろう。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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