ITガバナンスとSOAガバナンスの違いは?

文:Joe McKendrick(Special to ZDNet.com)
翻訳校正:南紀奈子
2008/03/12 21:04

ITガバナンスとSOAガバナンスを同一視する向きもあるが、これらには共通点がほとんどないと言う専門家もいる。後者は企業全体に影響をおよぼすものだというのだ。

 ITガバナンスとSOAガバナンスはしばしばひとくくりにされ、2つが融合するのも時間の問題だと言う人も多い。だが、ある業界評論家は、両者の間には実際はほとんど共通点がないと主張している。

 Fred Cummins氏は「EDS」サイトのブログに、ITガバナンスはテクノロジーマネジメントに焦点を置くが、SOAガバナンスはビジネスサービスの管理を主とすると書いた。

 これは大きな違いだと、同氏は言う。SOAガバナンスは、ITガバナンスよりすぐれているというより、「エンタープライズガバナンス」と呼ぶべきものだというのだ。

 わたしが思うにSOAガバナンスは、住宅所有者組合やマンション組合、あるいは協同組合を運営するのに似ている。すなわち、そこではすべての人(企業で言うなら社内の各事業部門)がオーナーであり、全員が管理グループによって運用されるポリシーに従うことに同意している。管理グループは、メンテナンスや造園といった公共サービスを提供する。

 企業では、全部門がSOAのオーナーということになるが、管理やポリシーの実施といった業務は、サービスの保守および提供に責任を持つガバナンス委員会にゆだねられる。こうした論理で行くと、IT部門は複数の「オーナー」の1人に過ぎないのだ。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

記事の感想やご意見をコメントでお寄せください(CNET_IDログインが必要です)
ログイン パスワードを忘れた方  |  新規登録
  • 新着記事
  • 人気記事
  • 特集
  • ブログ