FAQ:iPhone SDKの中身と今後の展開は?
翻訳校正:矢倉美登里、大熊あつ子、佐藤卓、福岡洋一
注目の的になっているiPhone SDKだが、実際にはどのように利用できるのか、またAppleのビジネスにとってどのような意味があるのか。iPhone SDKをめぐるさまざまな疑問にお答えしよう。
--iPhone用アプリケーションの開発はどのように行われるのか。
誰でもiPhone SDKをダウンロードして、アプリケーションを開発できる。ただし、iPhone Developer Programに登録することが条件で、Appleは今のところ、登録の受け付けを「限られた」数に制限している。iPhone用アプリケーションの開発プロセスは、「Mac OS X」用アプリケーションとかなり似たものになりそうだ。
完成したアプリケーションは、Appleが新しく発表した「App Store」を通じて配布される。App StoreはiPhoneに組み込まれる予定だが、iTunes Storeからもアクセスできる。なお、iPhone向けに開発されたアプリケーションは、すべてAppleから直接承認を受けることが必要となる予定だ。
アプリケーションは、EDGEまたはWi-Fi方式のワイヤレスネットワークを使ってiPhoneにダウンロードされる。アプリケーションの価格は開発者が設定して売り上げの70%を手にする。残りの30%は手数料としてAppleに支払われる。無料アプリケーションの場合は、App StoreおよびiTunes Storeへの登録手数料はかからない。
--開発はPCでもできるのか。
できない。iPhone SDKが使えるのはMacのみとなる。
--開発者がiPhone用アプリケーションを独自に配布することはできるか。
できない。iPhoneおよびiPod Touch用の公式アプリケーションを開発するには、Appleの決めた手順に従わなければならない。
--3G対応のiPhoneはいつごろ登場するのか。
Appleは、6日のイベントではいかなるハードウェア関連の質問にも答えないと述べた。アナリストたちは2008年の中ごろになると予測している。
--ロック解除はまだ可能か。
ロック解除に取り組んでいるコミュニティーは、おそらく新しいソフトウェアのアップデートを調べ、解除方法を見直さなければならない。しかし、彼らは引き続きそうした努力を続けるだろう。というのは、決められたネットワーク以外でiPhoneを使えるようにするソフトウェアアプリケーションをAppleが正式に認める予定はないからだ。
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