Six ApartとIBMの「Open」--builder tech day
オープンソースを取っ掛かりに、Six ApartとIBMの「Open」に対する意識を探る。
2月28日に開催されたbuilder tech dayでは、「イマドキなウェブアプリケーション」と題したパネルディスカッションが行われた。パネラーはSix Apart, Lead Application Engineer 宮川達彦氏と、日本アイ・ビー・エム コンサルティングテクノロジーエバンジュリスト 米持幸寿氏の2名。モデレータはアークランプ 鈴木雄介氏が務めた。
左から鈴木雄介氏、宮川達彦氏、米持幸寿氏
思考の違う両者
鈴木氏
「イマドキなウェブアプリケーション」の作り方と題し、なかなか揃わないであろうこのお二人とパネルを進めていきたい。まず最初にテーマの背景を説明します。
アプリケーションのかたち、使い方が変わってきています。イマドキなキーワードで「Open○○」というアプリケーションは週に何本もリリースされており、今日もまさにOpenIDの発表があったばかり。一方、プラットフォームという言葉が非常に注目を浴びていて、このあたりがイマドキのキーワードとして、アプリケーションに関わる代表的な言葉なのではないでしょうか。
「イマドキのウェブアプリケーションの作り方」も、こうした変化によって変わってきていると感じています。どのようにイマドキの作り方が変わってきているのか。色んな側面から見ていきましょう。
では、まずは自己紹介から。
宮川氏
私は2005年にSix Apartに入社し、2006年11月よりサンフランシスコのUSオフィスに転勤になりました。ソフトウェアエンジニアとして、主にVOXとTypePadを担当しています。
Six Apartは様々なかたちでオープンソースに貢献しています。例えばmemcachedという分散メモリーストレージシステムがあります。FacebookやWikipedia、mixi、livedoorでも使われているソースです。そのほか、perlbal、MogileFS、GearMan、The Schwartzなどがあります。これらについてはSix Apart Codeを参照してください。
オープンソースにしたことで、さらに活発になってきていると感じています。
米持氏
8年くらい前から、IBMでエバンジェリストとしてユーザープロモーションに携わっています。ゆくゆくは、EJB(Enterprise JavaBeans)とかXMLを普及させていきたい。現在はリッチ系とWeb2.0系の話題に注目している。
しかしこの会場、参加者のうち7割がプログラマー。IBMとは対極の場所にいます(笑)
私達IBMはベンダーで、ハードウェアやソフトウェアを作り、IS事業も展開しています。私たちの考え方はコンピュータを使えない人にどうやって使ってもらうか。つまり、自分達自身も利用者だけど、1960年代からコンピュータを使っていることもあるので、アプローチの仕方が難しいんです。過去の資産が大量にあり、数百億、数兆円をコンピュータシステムに投資していて、そしてそれらを捨てられない。これを捨てずに、いかにアプローチしていくかが大きな課題です。
鈴木氏
こんなに思考の違う自己紹介はなかなかない(笑)
では、まず最初にテクノロジーの話題としてプログラミングや技術についてお話しください。次にメソドロジーの話で、開発のやり方や進め方、成果物の公開とはどういうことなのかについて、です。この2点は、イマドキのアプリケーションを作るにあたって大事な点だといえます。
ではお二人に質問。オープンにやってるということだが、フレームワークやアーキテクチャーはどう変わってきていると感じていますか?
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