Safari+DroseraでWeb標準準拠の開発を--builder tech day
Web開発ではFirefox+Firebugが良い──そうアップルは言うが、しかしSafari+Droseraも用意しているのだ。
2月28日に開催されたbuilder tech day。第2部のデモンストレーションでは、アップルがSafariとWebkitを紹介した。
WebkitとSafariがどういう関係にあるのか、はっきりしたイメージがもてない向きは多いかもしれない。
アップルはデモでWebkitを「フレームワーク」と表現した。「Webkitを利用することで、ブラウザやメーラーにHTMLのレンダリングをさせることができる。また、例えばJavaScriptの実行時にもこのフレームワークを呼び出すことができるため、簡単に(ブラウザやメーラーを)作れる。そうしたアプリケーションの1つがSafari、ということになる」とした。
また、Webkitはオープンソースのプロジェクトという特長もある。アップル社内はもちろん、世界中のデベロッパがオープンソースモデルの開発に参加し、Webkitが作られている。例えば、開発リソースを多く割くことになるバグフィックスについて、一昨年には「バグレポートを出した人が計4188件。内34%が社内から出たもの」。管理方法については、「78名が関係して、3826カ所を直した。バグデータベースに登録された際は、必ず担当者にアサインされて責任を負う」としているという。
また、WebKitをダウンロードするとJavaScriptのデバッガである「Drosera」が付属する。アップル自身、「Webサイトを開発するにあたり、一番いいのがFirefoxとFirebugだと思う」と認めながらも、「Safariでの挙動をデバッグするために、ステップ・バイ・ステップでデバッグできるものを用意した」とする。
最後に、アップルはSafariおよびWebkitの標準準拠を強調した。「Firefoxで動くがSafariで動かないという問い合わせが多くある。しかし、(そうしたWebページを)W3Cのバリエーターにかけると大抵エラーになる。バリデーターを通るものはSafariでも問題なく動く」と、Web制作における標準準拠を呼びかけた。
Webkitに同梱されるJavaScriptデバッガ「Drosera」
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