CodeGearの3rdRailはRails特化のシェルとなるか
Ruby on Rails開発環境の3rdRailはユーザーのRails環境を置き換えるものではなく、より優れた機能を提供するものだ──CodeGearのDavid Iこと、デビッド・インターシモーネ氏が語っている。
Railsに特化したシェルとしての3rdRail
3rdRailではビジュアル環境の他に従来のRails開発で主流であったコマンドライン環境もサポートしており、必要に応じて双方を切り換えながら開発することができる。加えて、カラーリングやコード補完などもサポートしており、通常のコマンド環境よりも使い勝手のいいものになっているという。この点について、CodeGearマーケティングディレクターの藤井等氏が次のように補足してくれた。
「3rdRailのコマンド環境は極端な表現をすれば”Railsに特化したシェル”のようなもので、エキスパートの方々にもぜひ使ってみたいと言っていただくことが多いです」
3rdRailのその他の特徴的な機能としては、ソースコードや設定ファイル、リソースなどの依存性を視覚化する依存性ビューや、コードとコマンド、プロジェクト間のナビゲーション機能、リファクタリング機能、デバッガやHTMLのインスペクタなどがある。3rdRailひとつでRailsアプリケーション開発の全てをサポートする、完全な統合開発環境になっている。
藤井等氏
CodeGearではこれまでJavaScriptとPHPという2つの動的言語をサポートしており、Rubyはそれに続く3番目の言語となった。これに対して、将来的には他にどの言語が追加されていくだろうか。Intersimone氏は注目している言語の一例としてPythonを挙げながらも、次のように補足した。
「言語はそれ自身が面白いかどうかだけでなく、周辺を取り巻く環境も重要です。そこにビジネスチャンスがあるかどうかや、様々な面で豊かであるかどうかなどです。Pythonはオブジェクトモデルやセルフレームワークが充実していますね。加えて、その言語をどうやってより簡単に、より強力にしていくかということも考えなくては不十分です。Railsは、そういった点を考慮した上で次の1〜1.5年のためのベストチャンスと捉えたわけです」
Application Factoriesでファクトリーのマーケットプレイスを
3rdRailが新しい言語への試みであるのに対して、CodeGearでは古くから力を入れてきた言語のひとつであるJavaに対しても新しい潮流を生み出そうとしている。それがJBuilderの将来バージョン(CodeGearの発表より)に搭載される予定の新機能「Applocation Factories」だ。
あえて将来バージョンと表現されているのは、JBuilderのバージョンアップに伴って同機能も継続的に機能拡張していく予定となっているからだ。
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