被害妄想なマネージャーたち--7つの特徴

文:Ramon Padilla
翻訳校正:石橋啓一郎
2008/02/12 16:59

自分がオフィスを留守にしていると、自分の部下が自分よりも優秀に見えてしまうため、オフィスを離れることを恐れているマネージャーが少なからずいるという。この記事では、そのようなマネージャーがどういう特徴を持ち、どう対処すべきかについて扱う。

 第3、第4、第5の項目は、主に彼らの恐れからくる症状であり、お粗末な管理だ。第6の項目は、ケースバイケースで扱われる必要のある個人的な問題であり、カウンセリングが必要かも知れない。しかし、上記のリストのすべての特徴は、職場での振る舞いを変えることによって、何らかの形で前向きに処理することができるものだ。

 もしあなたが部下に取って代わられる恐れを抱いているのなら、前向きで健全な方法で自分の地位を固めればよい。第一の方法は、よりよい関係を築くことだ。マネージャーとして、あなたは部下とは違って、組織内の人たちにアクセスしやすい立場にある。このアクセスを使って、組織図の自分の上の人たちや横の人たちと関係を築くのだ。これは仕事にとってよいだけでなく(このことによって自分の組織の動きを理解できるようになるだろう)、接する人たちから好意を得ることができるだろう。人間関係は、雇われる時にも、首になる時にも、昇進のチャンスでも考慮の対象になる。

 オフィスの外に出るということは(それが仕事のためだと仮定して)、あなたがネットワーク作りのための機会を持てるということでもある。外で良い仕事をすれば、自分の組織にも返ってくる。

 もしあなたが、自分が競争力を失っており、部下が自分よりも優秀であると考えているのであれば・・・そう、やるべきことをした方がよい。自分のスキルを磨き、競争力を保つことだ。自分が磨くべきスキルは、おそらく直属の部下たちと同じものではないはずで、特に組織を上って行くに従ってそうなる。C#で上手にプログラムを書くことは、あなたの仕事がプログラムではなく管理することである場合、上司にはほとんど評価されないだろう。生涯学習を続けることで、不安定さと自尊心の低さを引き起こすスキルギャップを避けることができる。

 マネージャーとして他の人と折り合いをつける努力をすべきだ。他の人は自分の資産であり、うまくいけば味方になる。あなたの職場が「バウンティ号の叛乱」(18世紀の英軍艦で起こった反乱事件)の状況に似ているなら、自分の管理の仕方を厳しく見直した方がいい。部下が上司を嫌ったり、反抗の計画を立てたりしていてはいけないのだ。もしそのような状態にあるなら、問題の根本にすぐにとりついた方がよいし、まずは自分自身を見直すことを始めるべきだ。

 最後に、よく働き、自分がすることに誇りを持ち、しかしいつでも去る準備をしておくべきだ。職場は、世界と同じように非常に予測が難しい場所であり、公平でさえない。ぬるま湯のような地位に安住してはならない。常に次の動きを計画しているべきだ。6ヶ月間、職がなくても大丈夫なように、「緊急時の現金」を準備しておくこと。これを準備するには少し時間がかかるかも知れないが、これを準備しておけば、仕事がなくなっても世界が完全に終わってしまうことはないという心の平和を得ることができる。この心の平和は、解雇に対する不安感を減らしてくれる役割もする。

 手短に言えば、自分が留守の間に部下に負けてしまうかもしれないという恐れを抱いているマネージャーは、対処しなければならない問題だということだ。恐怖心から行動することをなくすためには、あなたは不健全な環境を去るか、真剣な自己評価を行い、振る舞いを変えなくてはならない。それは、組織にとっても、部下にとっても、そして究極的にはそのマネージャー自身にとっても不健全なことなのだ。

 あなたは部下の陰謀に被害妄想的になったり、競争ばかりの不健全な環境にいたことはあるだろうか?そのような兆候を示す他のマネージャーを見たり、指導しようとしたりしたことはあるだろうか?

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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