Wineの完成度が向上中--Photoshop CS2をサポート
後藤大地(オングス)
2008/01/28 14:29
ここ数回のリリースで完成度を向上させているWineが、Photoshop CSとPhotoshop CS2に対応した。
2008年1月25日(米国時間)にリリースされた最新のWine 0.9.54で、Photoshop CSとPhotoshop CS2が動作するようになった。Photoshop 5からCS2までの動作が確認されている。
Photoshop CSとCS2を動作させるには、一般ユーザで実行しrootでは実行しないこと、Wine環境にTimes32フォントをインストールすること、Wine環境でPhotoshopをインストールすることといった点に注意する必要がある。また、Altキーの設定がウィンドウマネージャとぶつかるため、ウィンドウマネージャ側の設定をAltからSuperに割り当てるなどして、別のキーへ設定変更しておく必要がある。
ほかにもRPC関連のバグが修正されるなど多数のバグ修正や、デバッグ機能に多くの改善が施されている。今回のバージョンでPhotoshopがまったく問題なく動作するようになったわけではないが、Photoshop CS、CS2が動作するようになったことは注目すべき点だ。
Wineはここ数回のリリースで確実に完成度を向上させている。Wineを用いて、Windowsで動作するアプリケーションをLinuxやFreeBSDに導入するパッケージも登場しはじめており、今後の発展が期待される。
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