多難な1年・・・:2008年のプログラミング業界徹底予想

文:Justin James(TechRepublic)
翻訳校正:村上雅章・野崎裕子
2008/01/28 08:00

アプリケーションのWebプラットフォームへの移行がますます進むことが予測される2008年。その影響を考えたうえで、開発者が学習すべきことを示唆する。

プログラミングの波に乗る

 サーバルームの設備がどんどん良くなり、デスクトッププラットフォームが伸び悩み、モバイル機器のプラットフォームが進歩する様子をわれわれは目の当たりにしている。会社幹部が「この1年間を振り返って、コンピューティング用やテレフォニー用のデバイスとして私がBlackBerryしか使っていないとしたら、従業員は本当に高価なPCを必要としているのだろうか?」と自らに問いかけるようになるのにそれほど時間はかからない。この質問に対する答えはしばしば、「いや、必要ない」だ。

 アプリケーションがWebプラットフォームへと移行(サーバベースのプラットフォームへの移行も、クライアントがほとんど軽量のものであれば可能性がある)していくにつれて、こういった高機能携帯電話やウルトラモバイルPC(UMPC)、ゲームコンソール、スマートフォンが机上の電話だけではなくデスクトップPCを完全に置き換えることへの足かせとなるのは、入力および出力を取り巻く状況のみとなる。このような機器にUSBポートを搭載し、ドッキングステーションに接続することで、入出力に関する問題は解決される。私は自分のデスクトップPCを、ドッキングステーション付きのUMPCで置き換えたいと考えているが、それが現実のこととなるためには、価格がもう少し下がるとともに、私の個人的な開発嗜好がもう少し薄れる必要がある。しかし、700ドルというDellのPCと300ドルというAvayaのIP電話を使用しているオフィス従業員に関して言えば、IT部門がこれらを400ドルのスマートフォンで置き換えようとしても、それは至極当然のことである。

 こういったことによって、われわれのプログラミング方法やアプリケーション開発方法に大きな影響がもたらされる。私は、この波に乗るプログラマーが次世代を率いる存在となると確信している。そしてこういった変化によってもう1つの興味深い影響がもたらされることになる。それは、Linuxがクライアント側における開発基盤として突如脚光を浴びるようになり、「1度記述すれば、何も設定しなくてもどのようなものでもすぐにクライアントになる」というウェブブラウザやAdobe AIR(英語記事)、Java、Silverlight(Silverlightについてはいまだに不明な点が多い。英語記事はここ)といったテクノロジが再評価されるというものだ。1990年代に花形テクノロジを目指したJavaアプレットが失敗した(プラットフォーム間の互換性が完全ではなく、動作が遅く、リソースを大量に必要とした)ことは、振り返ってみると残念だ。Javaアプレットが成功していれば、HTTPとHTMLとJavaScriptを組み合わせることであらゆることを無理矢理行おうとすること(われわれが現在AJAXで行おうとしているようなこと)によって引き起こされる大きな混乱は避けることができたはずだ。モバイル機器向けのクライアントコード開発を学ぶ開発者は今後、他者よりもずっと先んじることができるだろう。

J.Ja

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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