VMware Fusion上でMac OSが稼働
大野晋一(編集部)
2008/01/17 03:20
VMWareの「VMTN Blog」で同社のスタッフがVMware Fusion上でMac OS XをゲストOSとして稼働させることに成功したと報告している。OS Xが仮想化環境で動く様子が公開されたのは初めてではないだろうか?
VMWare Fusionの開発チームは15日、VMWareがホストするブログサービス上に、Mac OS X Server 10.5(Leopard Server)を仮想化環境で動かしている様子を投稿した。画像およびビデオが公開されており、信憑性は高そうだ。
OS Xを仮想化環境で動かすにはいくつかの「壁」が存在する。そのうち最も大きな壁だったライセンスの問題が最近解決した。AppleによるMac OS X Serverのライセンス変更でMacにインストールされた仮想化ソフトウェア上でOS Xを動かせることになったのだ。今回の動きはこれを受けてのものだろう。
また、OS Xは通常のx86マシンで稼働できないようカーネルに「細工」がされていることも壁のひとつ。これまでもこの「細工」を外してMacではないx86マシンにOS Xをインストールすることはできた。しかし、これは明らかにライセンス違反となる。VMWareがブログ上で明らかにしたところによれば、今回公開された環境ではゲストとなるOS Xにもホスト側にもこうしたハックを施していないという。つまり、アップルのライセンスに従う形で正規に仮想化されたOS Xを稼働させているわけだ。VMWareはブログの中でMac以外にインストールされたVMWareで仮想化されたOS Xを動かす手段をサポートしない旨を明らかにしている。
同社ではMacWorldでこの環境をデモンストレーションしており、ブログでは画像とビデオを公開している。
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