Linuxが起動しないときにまず試すこと教えます
翻訳校正:原井彰弘
100%安全なOSなど存在しない。たとえLinuxであっても、いつかは起動しなくなってしまうのだ。そこで、Linuxのワークステーションが正しく起動しなくなった場合の対処法をJack Wallenが紹介しよう。
どれだけ自分のLinuxマシンを溺愛していたとしても、いずれはレスキューを行わなければならないときがやってくるのである。そう、Linuxマシンであっても大惨事が起こってしまうことはあり得るのだ。画面設定を誤ったり、カーネルの更新に失敗したり、initスクリプトの設定でミスを犯したりといったことは避けられないのである。実際、私はさまざまな場面でそれが起こるのを目の当たりにしてきた。ときには、それは私自身のマシンでも起きた。多くの場合、それらはXの設定を間違えたのが原因だったが、そのたびにいつも私は腹を立てていた。
このような状況ではレスキューを試みるしかないわけだが、私の考えでは、最善の策には再インストールは含まれない。それどころか、レスキューディスクからのブートすら必要とならない場合もよくある。本稿では、そのような状況に陥らないための方法と、動作しなくなったLinuxマシンを復旧させるために必要なツールの作成方法に関するヒントとコツを紹介しよう。
適切なrunlevelで起動する
私はLinuxを新規にインストールすると、すぐに大惨事を防止するための対策をいくつか講じる。その最初のステップとなるのは、システムのrunlevelを修正することだ。runlevelは、ブートプロセスをどこまで進めるかをシステムに知らせるために用いられるもので、以下の6つの値を取る。
- 0:システムの停止(initdefaultに設定してはいけない)
- 1:シングルユーザモード
- 2:NFSが使用できないマルチユーザモード(ネットワークを利用していなければ3と同じである)
- 3:完全なマルチユーザモード
- 4:未使用
- 5:X11
- 6:リブート(initdefaultに設定してはいけない)
最近のLinuxディストリビューションでは、ほぼすべてでデフォルトのrunlevelが5(X11)に設定されている。これはつまり、グラフィック表示のログイン画面が表示されるとブートが完了するということだ。この設定では、何か(もしくは誰か)がXの設定を誤ってしまうと問題が起こる。そのような状況に陥った場合は、ほかのログイン方法を探さなければならなくなるのである。実は、[Ctrl][Alt][F7]を押せばテキストベースの仮想画面が表示されるのだが、そのような面倒なことをわざわざ行う必要はない。私はいつも/etc/inittabを修正してrunlevelを3に設定している。書き換えが必要なのは以下の行だ。
id:5:initdefault:
この行を以下のように変更すればよい。
id:3:initdefault:
これが、Xが正しく動作しない場合に備えた非常に単純な設定方法だ。
- コメント(1件)
- 2日前のトップ記事
- 3日前
- 4日前
- 5日前
- 6日前
- ホワイトペーパー
- 話題のタグ
動画再生耐久レース―フル充電からどれだけ耐えた?
心当たりありませんか--あなたの上司がイヤがる5つの話し方
フォームデザイン虎の巻:複数の選択肢を提供する
フォトレポート:技術サポートの悪夢
無料の「Oracle Database XE」で高速バッチ処理:実装のポイント
Firefoxで情報をカンタン・ベンリに整理する
iPhone Safari、Acidテストでは高得点でも…… Firefoxは載らないの?:WebサイトのiPhone 3G対応問題を考える(ソフト編)
WebサイトのiPhone 3G対応問題を考える(ハード編)
フォトレポート:時代を振り返る--「MS-DOS 4」のインストール
SOAと仮想化の関係は?--常に進化を続けるBEAのミドルウェア戦略
ウェブ開発の生産性はどうしたら上がる?--MODIPHI Appsで半日で作るマッシュアップサイト(1)
JailBreakついに:PwnageTool公開
プロジェクトの進行でよくある4つのトラブル
ZDNet Japan ホスティング特集
DELLが掲げる「新・仮想化アセスメントサービス」
Techno Exchange
ZDNet Japan Green IT