Haskellクイックスタート

文:Nick Gibson(Builder AU)
翻訳校正:原井彰弘
2007/12/13 10:00

Haskellのような関数型言語は難しいと感じるかもしれない。今回は、Haskellの簡単なクイックスタートを提供する。

Haskellの入手方法

Haskellのインタプリタやコンパイラは数多く存在するが、その中でも最も有名で安定しているのはGHC(Glasgow Haskell Compiler)とそのインタプリタ版のGHCi、そしてHugsである。このチュートリアルでは、情報が豊富でかつHaskellの拡張を数多くサポートしているGHCとGHCiを使用することを推奨している。

GHCのダウンロードページには主要オペレーティングシステム向けのバイナリパッケージへのリンクが張られているほか、ポピュラーなLinuxディストリビューションのパッケージリポジトリには、多くの場合GHCのパッケージが含まれている。それぞれのインストール手順はGHCのウェブサイトに掲載されているので、その作業は読者の方にお任せしよう。では、セットアップが完了したら次へ進もう。

さっそくGHCを使う

さて、GHCのインストールが完了したら、ターミナルを開きghciと打ち込んでみよう。

$ ghci
   ___         ___ _
  / _ \ /\  /\/ __(_)
 / /_\// /_/ / /  | |      GHC Interactive, version 6.6, for Haskell 98.
/ /_\\/ __  / /___| |      http://www.haskell.org/ghc/
\____/\/ /_/\____/|_|      Type :? for help.

Loading package base ... linking ... done.
Prelude> 

打ち込むと、インタプリタのプロンプトが表示されるはずである。「>」の前には現在のモジュールの名前が表示される。PreludeはHaskellのベースとなるモジュールで、他の言語での組み込みライブラリに似ている。

他の多くのインタラクティブプロンプトと同じように、インタプリタを用いて計算を行うことができる。以下のように式を入力し、Enterを押してみよう。

Prelude> 3 + 4
7
Prelude> 10 * 34
340
Prelude> 7 ^ 329
108957006957880384854781400332988655104195780924346448594905101807142948743533497375319263496297652070491969771073582487659356699431175449777087388597611757900070061059734878450350888020156369740407014773814755940670361796273579035410270670889643488187096146596661961779984097607

Haskellでは、「^」演算子は累乗を表す。ご覧のように、Haskellは任意の大きさの数値をサポートしている。

さて、次に簡単な関数を書いてみよう。別のウィンドウを開いてBuilder.hsをいう名前のファイルをGHCiを起動したディレクトリと同じ場所に作成し、以下のコードをタイプしてみよう。

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