市販ソフトの代わりはコレ!--オープンソースソフト10種類
翻訳校正:佐藤卓、長谷睦
世界中の協力者の共同作業によって作られるオープンソースソフト。無料で利用できるが、中には市販製品と十分に対抗できる機能を持つものもある。ここではお勧めの10種類を取り上げ、市販製品と比べた長所と短所を紹介しよう。
商用ソフトウェア:Adobe Photoshop
オープンソースの対抗馬:GIMP
「GIMP」は、デジタル画像の作成や、写真の加工用のソフトウェアパッケージだ。リリースされてから12年が経過し、JPG、TIFF、PNG、BMP、GIFなどよく使用される画像フォーマットのほとんどに対応している。また、Photoshopや「Paint Shop Pro」で使用される大半のファイルにも対応している。
長所:多くの人がさまざまな機能を満載したPhotoshopの違法コピーをダウンロードしているのは公然の秘密だが、その用途はと言えば、写真のトリミングやサイズ変更を行っているにすぎない。GIMPを使えば、訴えられる心配もなく、こうした作業ができる。また、自分でラスター画像を作成できるツールも数多く用意されている。あらゆる色をデフォルトのブラシやユーザーの作成したブラシで利用でき、さまざまなフィルターやエフェクトを適用できる。画像に影をつけるドロップシャドウなどは、よく使われるエフェクトだ。多少の練習をすれば簡単に使えるようになり、高機能な画像エディタであることがすぐわかるだろう。
短所:GIMPには、10万円する業界標準のPhotoshopと違い、デザインおよび操作用の多彩なオプションが用意されていない。ただし、GIMPの狙いは初めからそこにはない。GIMPでできることを考えれば、GIMPにそれほどの短所は見当たらない。Windowsに付属の「ペイント」で画像を編集するのに慣れてしまった人は、数時間かけて使い方を学ぶ必要があるだろう。しかし、子どもやアートの才能に欠ける人たちを対象にしたものでない限り、どんなアプリケーションでも練習は必要だ。
結論:画像のサイズを変えたり、しゃれたエフェクトをかけたり、写真をトリミングしたりするだけなら、(違法ダウンロード、ではなく)10万円出してPhotoshopを買う必要はない。GIMPでこうした作業を十分に実行できるからだ。だが、デザイン関連の仕事に就くことを目指す人なら、業界標準のPhotoshopを買うために貯金した方がいいかもしれない。
ダウンロードはこちら:gimp.org
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