CNETは会議の議事録でもTracを利用?
こんにちは、builder中の人いがです。
先般ちょうど、はてなブックマークでITProさんのTracに関する記事が話題になっていましたね。私も「ほっ、ほっー」と読ませていただいたのですが、せっかくですのでCNETでのTracの使われ方を現場の事例ということで、ご紹介します
builderでは企画・仕様・管理まで全てtracを利用しています
CNET日本の社内では、全ての企画に編集・営業・開発が関わって進めることになります。そのとき共通のドキュメント基盤をどうするかという問題があります。
社内でも以前はPPTベースで企画書、その他Excelで各ページの詳細仕様を作るということが多かったのですが、builderでは可能な限り社内資料をTracに集約しています。
企画段階のTracの使い方
まず、企画段階のビジネスプランや媒体の設計もまずはTracのWikiから始めます。昔は、PPTや、共有のsambaなどにテキストデータをおくこともありましたが、まずはTracに方向性をまとめて、議論を進めるようになりました。社内向けの資料ですから、きれいさよりも実用性が優先されますので、wikiベースで管理することでスピード感や、中身の精査に時間をかけることが可能になりました。
しかも、最近は企画書的なものも、表紙だけは社内共通ルールのシートを使いますが、その中身についてはTracの印字したものをそのまま出すことが多くなりました。
そして、どうしても画面でのプレゼンの必要性がでたときだけ、TracをPowerpointにコピーします。本当は、W3C配布のHTML SlidyのようにTracをそのまま、プレゼン資料に使えたらありがたいのですが…。そんなツールはまだないですよね…。
工程管理もTracで
昔は、Excelで開発スケジュールチャートみたいのを作っていた時期もあったのですが、今はそういった細かいものはやめています。
ただ、その代わり告知のプランだとか、プレスリリースを打つタイミング、そしてローンチのタイミングなどについては細かい予定をWikiでまとめるようにしています。開発者は、そこにまとめた大きなマイルストーンの日付までに、Wikiにまとめた仕様にあわせて機能を開発するという形です。細かい個人レベルのスケジュール管理は、個人にゆだねています。
ただ、開発しながら出てきた細かい「あれをやっておいてください」的な備忘録的なものは、すぐに忘れてしまうのでTracのチケットを利用しています。いわゆる付箋感覚の備忘録ですね。
また、CNETでは大きなサービスを公開する前には、可能な限り全社でサービスのプレビューをしてもらうのですが、その際見つけた不具合は直接社員のみなさんにTracにチケットを追記してもらうようにしています。バグ管理の標準的な姿ですが、やはりメールやExcelで受け付けていた頃と比較すると段違いに管理が楽ですね。
ただ、こういったバグ管理システムになれていない人が触ってくるようなときに重要なのが、可能な限り日本語化しておくということと、それぞれステータスの意味を明確になるおき、その運用ルールを明示するということです。Tracだけではなく、Bugzillaでも勘所は同じだと思いますが、ツールを生かすも殺すも運用次第です。
でもSubversionは使ってません
とはいえ、Tracのsubversionとかは使っていなくて、ワールドワイドで作った社内独自のCMSに、バージョン管理機能があるので、そちらを利用している状態です(貧弱ですが)。
Tracとはいえ、全ての機能を利用するのは難しいもの。CNETでも最初は、Wikiしか使っていませんでした。
CNETの会議でもTracを利用
それと、少し脱線しますが、社内で多分変わっているのかなぁと思うのは、社内のいわゆる定例会議のアジェンダ・議事録もwikiベースで運用していることですね。
報告事項を記録として残しつつ、その日ごとの議案を進めたいというのが会議のスタイルになりますので、各参加者が、会議の前までに報告事項をwikiに記入しておき、書記さんは、その日の議事で決定したことだけを書けばいいという感じです。CNET社内では、なかなかルールを運用するのが苦手な会社なのですが、意外とこの手法は長く続いています。とはいえ、全社でwikiとなると、やはり営業さんや、総務経理部の方はちょっと苦手なようです。
みなさんの会社で、Tracはどのように使われていますか?
というわけで、CNET日本のTracの利用方法はこんな感じです。大分はしょって書きましたが、ここをkwskとかありましたらコメントをしていただければ幸いです。
さて、今回はCNETのTracの使い方の紹介でしたが、皆さんの会社ではTracやこういったツールをどのように利用されていますか? もっと、エレガントな利用方法があると思いますので、builderブログなどを通じて、ぜひノウハウを共有していきましょう。
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