Windows 7で裾野が広がる「マルチタッチ技術」
2008年は、マルチタッチ技術が躍進した1年でした。前年に発売されたiPhoneがモデルチェンジされ、引き続き好調なセールスを記録したことが、その象徴といえるかもしれません。マルチタッチ自体は2006年頃から注目されはじめていますが、対応デバイスが立て続けにリリースされている状況を見ると、1つの明確なトレンドができたかな、という印象です。
早ければ年内の発売が見込まれる「Windows 7」では、マルチタッチUIがサポートされます。Microsoftが同技術にコミットしていることは、すでにテーブル型PC「Microsoft Surface」という形で明らかにされていましたが、昨年末に開催された「WinHEC 2008 Tokyo」において、Windows 7にデフォルトで搭載されることが明言されたのです。
MSが同技術をデフォルトでサポートするということは、大きな意味を持ちます。敢えて書くまでもありませんが、圧倒的市場シェアを誇るWindowsがサポートするとなると、サードパーティーによるマルチタッチUI対応の入力デバイスが続々登場し、市場の活性化が見込まれるからです。MSはマウスなど入力デバイスの大手メーカーでもありますから、MS謹製のマルチタッチデバイスが登場する、という可能性もなくはないでしょう。
そこにはMSの意思も見てとれます。Surfaceはそもそも業務用に位置付けられ、コンシューマ製品への投入は先の話であり時期は未定とされていましたが、おそらく年内にリリースされるWindows 7での標準装備を明言したということは、サードパーティーとの連携も含め体勢は整っているものと考えられます。
そのWindows 7ですが、ついにパブリックβが公開されました。こちらではスクリーンショットが多数公開されていますが、Surfaceの情報は見当たらないようですね。おそらくはWindows 7の正式リリースにあわせて市場に出回るであろう、マルチタッチ対応デバイスの登場に期待したいと思います。
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