IE8が対応したCSS 3とベンダープレフィックス
IE8とベンダープレフィックス
Internet Explorer 8(IE8)からは、先行実装したCSS 3や独自拡張したプロパティに「-ms-」というベンダープレフィックス(接頭辞)をつけて記述することが推奨されている。たとえば、IEが古いバージョンからサポートしているCSS 3の「text-justify」というプロパティの場合、IE8からは「-ms-text-justify」と記述することになる。
ベンダープレフィックスについては、ベンダーが拡張した機能を示す手段としてCSS 2.1で定義されている。次のようにベンダーを特定する「vendor identifier」の前後に「-」を付けて記述し、CSSのプロパティや値の前に付加して利用する。
-[vendor identifier]-
IE8を含めて、主要なブラウザのベンダープレフィックスは次のようになっている。
| ベンダープレフィックス | ブラウザ |
|---|---|
| -ms- | Internet Explorer 8 |
| -moz- | Firefox |
| -webkit- | Safari、Google Chrome |
| -o- | Opera |
CSSの将来的な方針についてまとめた「Cascading Style Sheets (CSS) Snapshot 2007」では、ブラウザが草案(Working Draft)の機能を実験的にサポートする場合はベンダープレフィックスを付けることが推奨されている。さらに、草案が勧告候補(Candidate Recommendation)になったときにはベンダープレフィックスを外すべきであるとも記されている。
たとえば、今回IE8が新規に対応したCSS 3のbox-sizingプロパティは、ベータ版の段階では「-ms-」を付けて記述することになっていたが、最終的には「-ms-」を付けずに記述することになった。これは、box-sizingプロパティが定義されている「CSS3 Basic User Interface Module」が勧告候補となっているためと考えられる。
なお、Snapshot 2007について詳しくは「CSSの現状とIE8」を参照してほしい。
IE8が対応したCSS 3の機能
IE8が対応しているCSS 3のプロパティを次のページにまとめた。
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