公共スペースを意識したYahoo!の新トップページ

長谷川恭久
2008-07-31 19:54:01
本連載「トップページにみる日本のウェブデザイン」では、ポータルサイトやECサイト、ウェブサービスなどのトップページのデザインを、担当者の話を聞きながら探っていく企画。第1回目の今回は誰もが知っているYahoo! Japanのトップページだ。
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 こうした課題を解決していく上でヒントになるのが、西田氏をはじめ、トップページ企画に携わったすべての方が抱いている「Yahoo! JAPAN は公共スペースである」という見方です。

 インターネットといえば Yahoo!と連想される方が多いという、公共スペースとしての認知という意味もありますが、従来からYahoo! JAPANはなんとなく来る場所として存在していた点が、今回のリニューアルにも大きな影響を与えています。つけ加えるなら、公共スペースとしてのYahoo!の意味合いが強まったともいえるでしょう。

公園としてのYahoo! Japan

 しっかりとした目的をもって公園を訪れることはあまりありません。暇つぶしだったり気分転換をするためなど、なんとなく訪れる場合が多いのではないでしょうか。

 Yahoo! JAPAN のトップページは、その「なんとなく」の時間を埋める場所として存在しているといって良いかもしれません。公園はなんとなく来る場所として存在するだけでなく、公園の周りに住む人々が集まる場所でもあります。

 将来的には周りの人々が集まる公共スペースという意味合いも強調されることになるYahoo! JAPANのトップページ。その序章となる工夫は既に随所に見られますが、こうした部分も含めて次回、詳しく紹介していきます。

インタビュアーの長谷川恭久氏 インタビュアーの長谷川恭久氏