くずHTMLが健在な5つの理由

文:Justin James(TechRepublic) 翻訳校正:石橋啓一郎
2009-03-03 08:00:00
Justin James氏が、ひどいHTMLがはびこっている理由について説明する。同氏はなぜ一部の開発者が今でもひどいHTMLを作り続けるかを説明し、この問題を解決する方法について議論する。
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  • HTMLがセマンティック過ぎる:HTMLは完全に下位互換性を壊してしまうことがないようにしながら、純粋にセマンティックなものに移行しようとする過渡期にある。一般的に言えば、それはよいことだ。しかし、仕事を片付けて家に帰ろうとしている開発者にとっては、これは悪夢だ。そんなとき、開発者はどのタグを使えばいいのだろう。もし開発者がタグの意味ではなく、タグが作り出す効果を欲しがっているだけだとしたらどうだろうか。怒り出してしまっても仕方がないだろう。そして何が起こるかと言えば、開発者はHTMLの意味を気にすることをやめ、クライアントに自分が望むようなページを表示させることだけを考えるようになる。そして最後には、HTMLはひどいものになる。
  • HTMLスキルを学び直さない開発者:これは大きな問題だ。私は、おそらく今週もfontタグを使い、framesetも使ったかも知れない開発者を何人も知っている。彼らはHTMLを1997年に学んだのかも知れないし、2002年に1997年に出版された書籍をバーゲンで買ったのかも知れない。とにかく、彼らのHTMLは長い間HTML 3で止まっており、それから知識を新しくしていない。
  • サーバサイドテクノロジー:私の意見では、printステートメント(およびそれに相当するもの)を使って大量のHTMLを生成するのは、自らの首を絞めるようなものだ。まずソフトウェアが正確に実行されなければ、このページはHTMLとして「視覚化」されない。これは、正しいコードを得るための確実な方法ではない。

状況は絶望的か?

 私は、この問題の一部は解決されない可能性が高いと考えている。正しいことをしたいと考えている多くの開発者は、ツールにプロセス全体を任せるのではなく、表示を少し楽にしてくれるだけのツールを組み合わせて使っている。一部の開発者は、作成したコードに検証ツールを適用したり、何が正しく何が正しくないのかを常に調べている。しかし結局は、上司でもない限り開発者にそういったことを気にかけるよう強制する方法はない。なにしろ、少しでも意味が通れば、ブラウザは最悪のHTMLのコードでも表示してくれる。

 私はくずHTMLを書いている開発者の比率は、何年も変わっていないと考えている。80対20の法則は、(他の多くの分野と同様に)ここにも適用される可能性が高い。私の経験では、何かを行う方法を理解しながら、なぜその方法を使わなくてはならず、何が起こっているのかを理解している開発者は20%くらいしかいない。これがおそらく、最新のHTMLを書いている20%の開発者たちだ。

 私は、もしより多くの開発者がよりよいHTMLを書こうと努力していれば、ウェブはもっとよいものになるだろうと確信している。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • コメント(11件)
#1 anonymous   2009-03-03 22:29:27
このくずでないHTMLを書くことでなる、もっとよいウェブってどんなものを言っているのだろう?訳者のせいか判らないけれど抽象的すぎてメリットがさっぱり判らない
#2 anonymous   2009-03-04 20:25:43
くずHTML(笑)を書いてしまう原因が開発者側だけにあるような気がしない。そう書かざるを得なかった外部要因もあると思いますが・・・
#3 anonymous   2009-03-05 00:29:50
「くずHTML」を記述している人は、指摘されても頑なに「くずHTML」を書き続ける。これはもうほとんどイデオロギーや宗教であり、あまり強く言うと「キレる」。よって何を言おうとも無理。「くずHTML」を記述している人が棺桶に入るまでは。
#4 anonymous   2009-03-05 13:14:24
正しいソースは勉強すれば中学生でも書ける。くずHTMLを書く人は情報としてのwebサイトの価値を理解すべき。
#5 anonymous   2009-03-06 10:29:15
この記事は、ビジネスのプロフェッショナルではなく、
コーディングのエキスパートによるものですね。
「くずでないHTMLを書くこと」で得られる経済効果はどんなものなのか?
その作業で、過去のやり方を続ける人たちより、得られるギャランティは上がるのか?
その納品物で従来のものより単価が上がるのか?
webサイトの構造化による様々なメリットと、それが制作者に与える恩恵を、
実態のあるビジネスにまで及ばす提案が無い限り、
「くずHTML」は生成され続けるでしょうし、この手の記事は読む時間が無駄だと感じました。
#6 anonymous   2009-03-06 10:29:53
プリント(印刷物)文化に育った人はテキスト(内容)ではなく見え方に注力する。
そのため開発者が適切で、(web上で)効果の高いページを作成しても上司は
「ここで改行してくれる」とフォントの大きな画面で見ながら無茶を言う。
そして開発者は無力感を感じ見た目重視のくずHTMLを書くようになるのさ
#7 anonymous   2009-03-06 13:12:47
多数の謝ったコードで仕事が成り立っているという現実を理解しよう。なんの成約もない個人サイトなら正しいコードなんて誰でも書けるものね。
#8 anonymous   2009-03-06 13:14:24
ミスです。↑制約
#9 anonymous   2009-03-06 16:52:45
そういうHTMLの方が互換性も高く表示も容量も軽いので・・・
#10 anonymous   2009-03-06 17:51:51
くずHTMLを無くしていくには、開発者サイドで努力するしかない。エンドコントロールも含めてね。。。
#11 anonymous   2009-03-10 06:01:19
仮説は、幼児は幼稚な言葉を発声するな、年配は古い言葉゛を使うな、混乱不便はひたすら我慢しろ、5年で無意味になるから勉強するな、自転車を使うにはネジの位置まで熟知しろ、って言っているように誤解するね。80対20の法則ってのは、80側の労力を発生させないことが大切。