IE 6とお付き合いをする5つの方法
Internet Explorer 6さんとお付き合いするのは難しいと、多くの方から聞きしました。それもそのはず、IE 6はやり手のお坊ちゃまです。Windowsという父親のおかげで恵まれた生活を続け、なみいるライバルは近づくことさえできずに、大企業の人たちやお年寄り、パソコン初心者の人たちに一目置かれる存在になりました。
だから、少し天狗になっているところもあるでしょう。自己啓発を怠けているところもあるかもしれません。わがままで自分勝手です。それでもうまく付き合っていかなければいけません。それが大人の社会というものです。
そこで、ここではそんなIE 6さんとのお付き合いのポイントを紹介してみましょう。
我慢強く
IE 6と付き合うためには、我慢強い心が必要です。「W3Cの仕様に沿ったコーディングをした」などという理論は通用しません。当然のようにレイアウトを崩されることもあります。
先ほどまではニコニコ笑っていたのに、急にご機嫌斜めになることもあります。表示した時は正常に見えていたはずなのに、スクロールをしたら線が消えたり、文字が消えたりと言ったこともありますが、そこは我慢強く対処してあげてください。
borderを引けばいいのかな?それともpaddingをやめたらいいのかな?floatかな?――いろいろなプロパティをいじって、IE 6のご機嫌を伺ってみてください。急に機嫌が良くなる時があるかも知れません。
縛りすぎないようにしよう
IE 6はお坊ちゃま。それゆえ、縛られることが嫌いです。ピクセルを細かく指定してレイアウトすると、言うことを聞いてくれなくなります。はみ出したり、幅が足りなかったりすることもあるでしょう。
きちんと丁寧に説明をして分かってもらいましょう。時には計算が合わない時もあります。それもご愛敬と思って、IE 6が良しとするところで我慢しましょう。
特別な言葉が好きです
IE 6を、他の人と違う特別な存在と考えれば、それほど付き合いが窮屈ではなくなります。他のブラウザでは利用できるCSSが、IE 6には効かない時も「スターハック(* html ...)」という合い言葉を唱えてあげると、IE 6はすごく素直に聞いてくれます。
それが例え「標準」とかけ離れた記述方法だとしても、IE 6はそんな特別な言葉が大好きなのです。ここは目をつぶってあげましょう。
時間はたっぷり注ぎましょう
IE 6と向き合う時は、時間をたっぷり注いであげましょう。終電間際に、片付け仕事のようにIE 6で表示チェックなどした日には、朝まで離してくれなくなるかも知れません。IE 6は寂しがり屋なのです。
ウェブページを作る時は、FirefoxやSafariを差し置いて、IE 6の元にできるだけ早く駆けつけてあげてください。たっぷり時間を注いであげましょう。それでも機嫌を損ねる時がありますけど……。
がんばりましょう
最後はとにかく……がんばりましょう。
Internet Explorer 6。来年もまだまだ現役であり続けるでしょう。引退してくれるその日まで、がんばってお付き合いしていきましょう。
ウェブデザイナーであれば「IE 6対応」について一言あるはず。右カラムの「読者投票」や本記事へのコメントを通じて、思い出や考えを教えてほしい。
- コメント(5件)
Windows2000では今もIE6と付き合っています。
IE7がメインになってきた今もIE6には楽しませてもらえます。
さびしくなりますが、Windows2000のサポートが終了するときには引退なのでしょうね。
IE6は、機能的には非常によいブラウザですよね。IE7は操作性もがらりと変わってしまったため、慣れ親しんだ身からすると使いにくく思ってしまうかも知れません。
レンダリングエンジンにクセさえなければ、非常によいブラウザなんですが・・うぅん。
IE8に期待しましょう!
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本稿初出時に「プロパティ」と表記すべき個所が「プロパディ」と記載されている
部分がございましたので、該当個所を修正させていただきました。
ご迷惑をおかけした読者の皆様ならびに関係各位には深くお詫び申し上げます。