OpenSocialは動き出すのか?
まさにその翌日、その会議にMySpaceを代表して出席した男性は、MySpaceがメンバのプロファイルデータへのアクセスを許可するつもりなのかどうかについて発言することを拒否したのだ。この態度は、MySpaceは許可するつもりがないのだと私には受け取れた。OpenSocialをサポートすることを公式に発表していながら、実はMySpaceはOpenSocialをただのOpenGadgetsの標準としてしか捉えていないのだ、ということがはっきりしたのである。さらに、MySpaceはメンバがプロフィールデータをエキスポートしたり、他のソーシャルネットと接続したりすることを妨げ続けるというのである。
ここで気になるのは、Bebo、Friendster、そしてHi5といった企業は、このやっかいな問題に対してどのようなアプローチを取るのかということだ。LinkedInは、他のサービスと自動的に接続することはせずに、利用者にソーシャルグラフをエキスポートさせることに意欲を示した。一方、Plaxoはこの分野では主導的であったが、先物売買に向けた備えのために会社を着飾ったに過ぎなかったのだろうか?
否定的な見方をするか楽観的な見方をするかはあなた次第だが、現在の混沌とした世界をまとめる際には、Disoを率いるChris Messina氏のようなハッカーや、DataPortability.orgと呼ばれる団体の取り組みも考慮しなければならない。まもなくスーパーボウルの時期に合わせて、O'Reilly land(カリフォルニア州Sebastapol)では「FooCamp」と呼ばれるイベントが完全招待制で開催される。オープンソーシャルネットワークの会議であるにもかかわらず、閉ざされた扉の向こう側で(謙虚な筆者ですら参加できない)「部外者お断り」というスタイルで開催されるのは、何という皮肉だろうか。
つまり、それぞれ独立した団体が、正しいことを行おうと巨大なプラットフォームに影響を与えているのだ。これら多くの行動は、FacebookやGoogleなどが、DataPortabilityに参画してから活発になったものだ。Wikiへの投稿や誇張であふれるメーリングリストが今後どうなるのかは、まだ明らかではない。
なぜ、突然オープンソーシャルネットワークに対する興味や不安が生じたのだろうか?そういう時期が来てしまったのだろうか?利用者が、データをソーシャルネットワークの垣根を越えて自由に移動できるようにすべきときなのだろうか?我々は皆、MySpace、Bebo、そしてその他のソーシャルネットが閉ざされた扉を開き、OpenSocialの本来の対象範囲を超えて本来の意味でのオープンな世界の基礎を作ることを願っている。
しかし、残念ながらそれはあまり期待できそうにない。
著者紹介
Marc Canter氏はBroadband MechanicsのCEOであり、オープンソーシャルネットワークの賛同者でもある。彼の企業は、PeopleAggregatorと呼ばれるソーシャルネットワークを対象としたホワイトレーベルプラットフォームを作成している。Canter氏は、後にMacromediaとなったMacroMindの創設者でもある。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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