東証2部上場のSI大手ニイウス コーが民事再生手続きを申し立て、東京地裁に受理された。
東証2部で監理銘柄のニイウス・コー(2731)は狼狽売り一巡で安値から急反発 一時1,400円台後半まで買われる場面も(兜町ネット)
先週末に一部紙が「売上水増しなど過大な決算を計上したとして、証券取引等監視委員会が調査に乗り出す」と報じたことが嫌気され、投売りが続いて安値を更新していたものの、本日は一転、買い戻しが先行している。
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東証2部に上場しているシステムインテグレーション(SI)大手のニイウス コーが4月30日、東京地方裁判所に民事再生手続きを申し立て、同日受理されたことを発表した。同社は日本IBMと野村総合研究所が合弁で立ち上げたSI企業。東京証券取引所は30日夜、上場廃止の決定をWebサイトで公表した。
ニイウス コーの経営をめぐっては、旧経営陣による不適切な取引があったとして、現経営陣が調査委員会を組織し、実態の解明に取り組んでいた。30日にニイウス コーが発表した「調査委員会の調査結果概要と当社としての再発防止策について(PDF)」によると、過去5期の調査では、合計56取引、売上金額総額682億円の不適切取引が行われたいたこと、当期利益への影響額が277億円であったことが判明したという。
不適切取引の内容は、主に下記の5パターンに分類できるという。
同文書では営業を担当していた旧経営陣2名が不適切な取引を実行していた中心人物であるとしている。また、元会長兼社長は個別の取引について「直接的関与が推認される」ものの、自ら決定して他の旧経営陣に支持するなどの直接的関与を認定するに足る証拠が全般的に認められなかったという。
ニイウス コーでは元会長兼社長と元取締役複数名に対して、在任中の違法行為を原因とする責任追及訴訟を提起する考え。
ニイウス コーをめぐっては、法定提出期限までに半期報告書を提出できる見通しがたたないことから、東京証券取引所が3月30日に監理銘柄に指定。以降、これを嫌気した売りが続き、株価は値を崩していた。しかし4月30日には一転して急反発、買い戻しが先行していた。